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PEVE-DXの取り組み(目指す姿と目標)
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当社は、デジタルトランスフォーメーション(以下、DX)による業務変革を着実に進めるため、目指す姿と目標を新たに定め、電池事業に関わる全ての業務領域(開発DX・製造DX・間接DX)でプロセスの変革にチャレンジしていきます。
「テーマ:変化に強い」
【PEVE-DX目標】
“変化に強い”をテーマに、A・S・A・Pの視点でプロセス変革を進めます。
・Accuracy (手戻り・転記をなくそう) :業務原単位▲30%
1つの業務に必要な作業や工程を減らすため、まずは手戻りや転記をなくします。
・Speed (良い仕事をもっと早く) :業務リードタイム▲30%
安全・品質を確保した手戻りや転記のない良い仕事を、もっと早くできるやり方を追求します。
・Added Value(もっと良い新しい仕事へ):チャレンジ30%UP
新しいことにチャレンジできる時間を大切にし、さらなる成長を目指します。
・Professional(プロの電池人財を育てる):プロ人財30%UP
電池産業を支える人財の育成を進め、安全・品質を担保した高い生産性を追求します。
これらを実現するため、現在30以上のテーマごとに目標値を定めて取り組んでいます。
PEVE-DX推進体制
全社でDXを進める牽引役として、業務変革を支援する「経営戦略室 DX企画推進グループ」とIT導入を進める「DXシステム開発室」が担当しています。これにより、社内の各業務とシステムの連携をシームレスなものとし、スピーディーな変革を実現しています。また、本部ごとにDX推進チームを設置し、各職場が主体となって業務変革を進めています。
PEVE-DXの進め方
業務変革を主体とするため、DXの“X”に向けた業務プロセスを見える化して、ムリ・ムダ・ムラを無くしてプロセスを小さくすることから始めています。その上で、必要なデジタルツールやソフトを導入することで、業務プロセスの変革を目指しています。生み出した時間を使って新たなチャレンジ・創造をしていきます。
例えば、製造現場では、製品品質や生産性をさらに高めるために業務プロセスを見直した上で、データドリブンな働き方を目指した電子帳票・データベース等の導入を進めています。また、その他の職場においてもデータ活用を促進する働き方やそれを実現するためのITシステム環境の整備を進めています。
また、デジタル技術の活用においては、デジタルカレッジを2023年5月に設置するなど教育体制を整えながら、従業員が自らアプリやシステムを開発してスピーディーに業務変革を実現する「市民開発」も積極的に推進しています。
★PEVE-DXの取り組み概要を動画で紹介★
経営戦略室DX企画推進グループ グループ長
木庭 大輔(こば だいすけ)